中央線 街と駅の120年

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うちから自転車に乗ってちょっとのところに、中野区立中央図書館があって、たまに行きます。

図書館のいいところは、本屋にはもう並んでいないようなものを手に取れることと、検索システムのおかげで、興味があるキーワードでお目当ての本が探せること。

ここ最近、明治初期の東京の様子に興味がある私。
そんな中で、中央線(甲武鉄道)の江戸城外堀沿いの敷設は、堀を埋めたのかそれとも堤を削ったのかどっちなの、ということが疑問に浮かんでた。

蔵書キーワードに、「甲武鉄道 明治」と打ったら提案されたのがこの本。この疑問にははっきりとは答えてはくれなかったけど、写真と古地図が満載で大変面白かったです。

中央線 街と駅の120年
中央線 街と駅の120年

僕は車両にはあまり興味ありません。クハだのデハだのサロだの、まあ一応どんなんだかはわかるけど、車体の微妙な違いとかに触手は動かない方。
この本のいいところは、車体にはあまり触れずに、駅舎や駅の周り、路線なんかの解説と写真が多いということ。しかしながら、中野に住んでいるので、中野以西には明るくないから興味がなく、東京~中野間のページにくぎ付けとなりました。

中野くらいまでの駅舎の多くはあまり改修されていなくて、そこかしこに昔の姿をとどめているのがよくわかる。神田駅のモダンさとか、御茶ノ水駅のレールレイアウトの妙とか、代々木駅東口のレトロ感とか素敵。
高円寺以西は高架化のために駅舎がきれいになりすぎてて、それぞれの特徴がもう微塵もないことに悲しさをも感じるほど。なによ、あの、国立駅!!、みたいな。

またどうしても新宿との関わりが深いプライベートな関係上、新宿駅関連のページには鳥肌がたつほどに感動。戦前から高度成長期頃までの写真に写る新宿には、実際に見てはいないものの、大学生の頃に見た風景の記憶と重なるものがあったりもするの。あの頃の新宿はまだどこか野暮ったくて、ちょっと危険な感じがしたものだわよ。

さ、これでまた、若い子ちゃんたちに 昔話を強制的に聞かせてあげられますね。

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