突如右腕が挙がらなくなり、ゴッドハンド鍼灸師に助けてもらったお話

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こんにちは けいすけ@dangdangfields)です。

右腕が挙がらなくなる

怖いですよね、このくらいの年になると。

ついにきたか、とか、塩分を過剰に摂取していることもないし、先日の健康診断では何も出なかったのに、とか。

先週の金曜、僕の右腕は、主訴として三角筋前部あたり、および肩峰のやや下部に痛みがありました。めまいやふらつきはないので、脳卒中系ではないと判断しました。

しかし肩を回すことができない=腕を自由に動かせない。肘を曲げることも、脇を開くことも容易ならないので、三角巾で腕を吊っていたかったのですが、薬箱にはありませんでした。

父が残してくれた非常持ち出し袋の中に三角巾が!

この日は、HBOドラマの金字塔Sex and the City!名ゼリフからその魅力を探るとしてアップした原稿を、寄稿者松崎 丈さんからメールでいただいた日でした。

あまりにも素晴らしい原稿だったのでさっそくLINEでビデオ通話を、と思ったのですが腕が痛くてたまりません。

緊急非常持ち出し袋にあった白十字印救急セット

三角巾、三角巾ほしいと悶絶しているとふと目に入った、黄色い非常持ち出し袋。死んだ父が生前送ってくれた、非常持ち出し袋にあった白十字印救急セットのなかにあったのです!ありがとう父よ。

幸いにも僕は警備員として、上級救命講習も受けていたので三角巾の扱いは知っていました。ありがとう浅草消防署よ。(笑)

三角巾で腕吊りしました

三角巾は重宝なのですが、基本、誰かに装着してもらうものですね。長さ調節の結び目の感じとか、本当に痛くて1mmも動かせないときに微調整するのに付けたり外したりは大変です。

三角巾の一番重要な個所は、腕を水平に保つための調整以外に、肘部分の固定でして、はみ出した布をきゅっきゅっと結んだり、しまい込むのも、一人では大変でした。

でもまあなんとか上の写真のようにきれいに固定することはでき、会議も心配されながらも終え、でも、原稿をアップする作業はできず、その日は様子見ということで過ごしたわけです。

そうだ、中野のゴッドハンド、近藤先生がいるじゃないか!

起きて日が変わって土曜日。

三角巾を外して、右肩下にクッションを入れて寝返りも打てずで、一晩を何とかやり過ごしたものの、昨日以上に痛みがひどい状況に。

医者に行かなければ僕の腕は一生挙がらなくなってしまうかも、という恐怖におびえつつ近所の整形外科探し。しかし、土曜は休診多し。

では整体とか柔道整復師は?と探すも、コロナの影響で予約を制限したりで予約でいっぱい、もしくは休診多し。だめだこりゃ、と落胆したものの、ハタと気づいたのです。

そうだ、中野のゴッドハンド、近藤先生がいるじゃないか!

中野のゴッドハンド近藤先生とは、東京中野区にある近藤鍼灸院、近藤暢治(こんどう のぶはる)院長のことです。

大学時代、アメフト選手であった先生は、激しい腰痛により長期の入院生活をすることになるも、全く完治せず歩くことすら困難となったが、鍼灸、骨盤調整等の治療で治癒したそう。

その後ご自身も治療の道に進み、鍼灸師、あんま指圧マッサージ師免許を取得。中野に院長として鍼灸院を開設した経歴。

近藤先生にはこれまで2回お世話になっています。

いずれも腰痛で、はじめは職場でサーバーを持ち上げたときに逝った時。

近所の整形外科に行っても、レントゲン撮られてシップ渡されただけの”異常なし”。その足で近くのおされ鍼灸クリニックで針をヤマアラシのように刺され、お灸をされても治らず。というか痛みすら取れない。

傘を杖代わりに出社したところ、茅ケ崎に住んでいる同僚に、

「中野にゴッドハンドがいるんで、そこ行ってみてください。絶対治ります。俺もわざわざ行って、ほら」

と腰痛もちの彼が腰をぐるんぐるん回しながら言ったのです。

当時僕は中野に住んでいたので、渡りに船。電話すると、

「それは大変でしょう。そんななら仕事帰り、9時に来てください」

もう診察時間は終わっている時間。聞けば、腰痛のつらさを身をもって知っているので、可能な限り、早朝でも深夜でも治療時間でなくても診てくれているそう。

近藤先生の施術は、先述のヤマアラシのように針を刺しておいておくのではなく、1本の針を患部を探るようにして打つタイプ。

患部を触診して打ち込み、感で探っているともいうような感じで狙いを定めて、”弛める”。初体験だったので正直怖かった。周辺から攻めて最終的な個所に痛みの急所に到達して”弛める”。その瞬間、”ずん”っていう感じがして、

「よし!これで大丈夫です」

とキリっと言ってくれほんと、大丈夫でした。

長年蓄積してきた腰回りのずれの癖が、不用意な姿勢での持ち上げで一気に痛みとなり、体が苦痛を訴える。それを神業とも言うべき針の動かし方と体の仕組みの知識とで”弛める”先生は、まさにゴッドハンドなのです。

二回目は24時間ジムに通いだした4年前。パワーラックのプレートを持った時にちょっと違和感があったものの放置していて、やや持ち直した頃にトイレで腰かけていた時に出たくしゃみで、ぴきーん。まさに蜂の一刺し。

腰が曲がらなくなり痛くて痛くて、近藤先生にSOS。梅雨の合間の晴れの暑い日に、傘を杖に電車に乗り、這う這うの体で45分かけて行き打ってもらいました。

待合室で待っているとき、ふと診察室をみたら、診察台に腰かけた先生が自ら腰に針を打っていて、とびきりたまげたことを今でも思い出します。

「あー、これは。ひどい」

見たなりすぐに言う近藤先生。右肩を丁寧に触診するその手は僧帽筋にもおよび、

「なにかしました?」

と訊く。

正直思い当たる”ぴきーん”がなかったのです。直近で何かあったかといえば、前日にジムでスクワットとデッドリフトをしたこと。

6月から再開したジムでのトレーニングでは、自粛前の8RM70%の重量から始めていたので、あまり負担はかかっていないはず。

それでも思い出してみると、右肩の違和感は3月くらいからあって、シャワーを浴びる際に最初に腕を左肩方向に巻き挙げたときには痛みはあったっけ。

その後4月からのジム自粛でトレーニングは自重でもしていなくて。それを言うと、もしかしたら、何もしなかったのが仇になったのかもしれないとのこと。

肩のその小さな痛みがシグナルで、ちょっとでも肩回りの筋肉を動かして負担をかけ、その痛い個所の周辺に筋肉をつけていたほうがよかったらしい。

触診の結果、腱の石灰沈着はしていなくてそれによる痛みではないらしい。逆に”柔らかくて若い筋肉ですね”と言われ嬉しかった(笑)。

まずは僧帽筋に打ってそれから肩へ。上腕二頭筋長頭の起始あたりに急所がありそうだと言っていたが、その横の上腕骨頭がちょっとずれて亜脱臼気味で怪しいかもと。

「待てよ待てよ」と慌てて、でもどこか嬉しそうに僕の前に回り、

「鎖骨の傾きがちょっと違いますね」

右鎖骨のすぐ下の大胸筋上部の起始=鎖骨の内側前方あたりを触診。

「ここ柔らかくしましょう」と1本。ずーーんと感じていい気持ち。肩関節は、その自由な動きと引き換えに脆さを得たヒトの進化の歴史がある、とひげセンセも肩関節内を覗くとわかる | ひげセンセ のブログで言ってたっけ。

自粛期間中、ブログ開設したりで案外と右肩を動かしていなかったのですね。周りの筋肉もきちんと動かして、肩の弱さをカバーしなければならなかったってことですね。

最終的に肩峰下のあたりにとどめの一刺し。

「よし、ここだ」という近藤先生。ずずーんと鈍い感覚を感じ一気に弛みました。

「明日起きてもまだ上腕頭骨が痛いようでしたら、整形外科に行ってレントゲン撮ってもらっても”いいかも”しれませんね」だって。すごい自信。

中野から帰ってきても、正直まだいろいろと痛みはあって、実はその夜は超寝られなくて。痛み止めを飲んで寝たら、あら不思議。本当に緩和されてたのです。

アームスリング(アームホルダー)を買いました

土曜は相方さんがいたので手伝ってもらいましたが、日曜からは一人になるので、三角巾よりもいい腕吊り道具はないものかとネットで物色していたら、ありました。

懐かしいところですと、映画「病院へ行こう」で腕を骨折した大地康夫がはめていた、アームスリングを思い出しました。

病院へ行こう
TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TV
/ 病院へ行こう をTSUTAYA TVで! \

装着が楽です、ほんとに。あと、三角巾の最大のネック、肩(首)が凝りません。斜めがけショルダーバッグを前に回して使っているようなものですので、長時間OK。

また肘の安定度が抜群なので、就寝中もズレが気にならないし、肩にあたる部分のパッドも移動可能なのでぐっすり寝られました。

三角巾は外では周りの人たちが気を遣ってくれていいのですが、腕を吊っている姿が痛々しすぎます。でもこれは「おしゃれ腕吊り」と言えるでしょう(笑)。

僕はとにかく翌日にはほしかったのでAmazonで買いましたが、同商品は楽天などでもありましたが、なぜかかなりお高いのです。こういった現象ってたまにありますよね。不思議です。

届いたその日はアームスリングで一日過ごし、夜も装着のまま就寝しましたが、翌日になるとますます回復。何もしていないときに痛みが走ることはほとんどなくなりました。

そこまで回復してきたら、骨の異常ではないので、常時腕を吊る必要はないそうです。鎖骨を大きく動かしながら肩を前へ後ろへ。脇を開けて横に挙げてみたり。万歳はまだできませんが、痛くないところまで挙げるなどの、いわゆるリハビリをすることで筋力をつけてください、とのことでした。

しかし直接の原因はなんだったのか、と考えました。

恐らくーーー、デッドリフトでしょう。

デッドリフトは開始時に肩がなるべく前に出ている状態で、つまりシャフトを持った腕はまっすぐ下ではなく脚側に下がっていないといけません。そうした上で胸を張り肩甲骨を寄せて肩を下制して、脚と広背筋下部で持ち上げます。腕で持ち上げる格好になると肩関節に負担が来るわけです。

自分自身では十分に気を付けているのですが、もしかしたら何レップか、その注意を怠ったのかもしれません。難しいですデッドリフトは。はい。

様子を見ながらジムは再開したいと思っています。そろーりそろーりとね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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