6月になりました。HARUが中国に行ってしまってもう1年経ちました。

さて6月といえば、去年の6月はきつかったですわ。

心を病んでた昨年6月。ホテルで仕事するのが嫌になってたのね。原因はオリンピックとコロナ。ワクチンを打てていないのに、オリンピックをしかもその頃は有観客で開催なんて話もあって。それまで移動制限やなんやで感染拡大を抑えていたのに、大義のためならなんでもありなのか、という嫌気が体を動かせなくしてた。

有観客の話しはナシになって、その代わりホテルの方には関係者用に大部分の部屋を押さえられて。誰が来るのかその日にならないとわからないという、送客代理店もカオスなのだろうけど、迎える方もカオス。

政府はバブル方式だから問題ないというけれど、ほころびはかならず出るものだからあてにならない。それなのにこちらは、まだワクチンを打ててない。無防備で立てというのか!

出勤してもなんかこころ落ち着かず、フロントに立つと呼吸も浅くなるハイパーベンチレーションな感じで早退させてもらうとかが続いた。

こういう状況はかなり若い頃にはよくあって、それでよく潰れてた。無断欠勤しちゃったり逃走しちゃったり、、、

でもフリーランスなわたし、働かないとおまんま口にできない。精神がドン底まで落ち込んでもいつまでもそれでいいわけではない。

そんな時にタイミングよくラジオから、コロナでストレスを感じるようならカウンセリングを受けてみては?国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターが始めたオンラインカウンセリングが紹介されたの。

藁をも縋る気持ちでやってみました。

KOKOROBO-Jは、世代毎に適切なメンタルセルフチェックを提供し、結果に応じて、推奨対処法を提供する遠隔メンタルヘルスケアシステムです。児童(小学生)Ver…
www.kokorobo.jp

ストレスチェックをした後、AIチャットボットで認知行動変容アプローチをやってみました。

簡単に言うと、自分に向き合い、答えを見つけていくための心理療法

「認知行動療法」は、極端な考えや行動を修正することによってうつ病などの精神疾患を治療するために開発され効果が実証された精神療法(心理療法)で、世界的に使われています。
最近では、認知行動療法の考えに基づいた「認知行動変容アプローチ」がストレス対処法にも役に立つことがわかっている。

eラーニングで学ぶ15分でわかる認知行動変容アプローチ

結果、僕が導き出した解決策は、薬を飲んでみる、ってことでした。市販のハーブセントジョーンズワートを飲んだら落ち着いたんです。プラセボ効果かもしれませんけど。

出勤はできるようになった日、支配人に相談。

「ワクチン打ててない状況で働けない」

支配人の好意で、オリンピック・パラリンピック開催中はシフトに入らなくてもいいことになりました。実は僕の状況は周りから知らされていたようでした。

ワクチンは7月16日に初回、8月6日に2回目を打つことができましたが、自宅から西(都心方面)には一度も出向くこともせず、なんだかすっかりお祭り気分のオリパラのテレビもついに一回も一分も観ることなく、昨年の夏を過ごしたのです。