今日は、ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ第8回定期演奏会に出向いた。
マーラー交響曲第7番。
マーラーの交響曲の中で一番の鬼門だったこの曲。今となってはとても好きな曲だ。
複雑で苦悩に満ち、生きることへの不安を表現した部分が少ない半面、クレイジーさが、キッチュさがてんこもりなところが、他と比べて、肩ひじ張らずに楽しめるからだろうか。
演奏の方は、マーラー演奏に特化したオケとはいえ、アマチュアの限界か、厳しい言い方をすれば、「音を出し、そろえるのが精いっぱい」が正直な感想。
今日は全席自由席2,000円だったので、必ずしもいい席に座れるとは期待しなかったが、拍子抜けするほど簡単にお気に入りの2階R側最前列に座れた。
まあ、会場のミューザ川崎シンフォニーホールは、ラトルも認めたいいホールなので、どこに座っても外れはないんだけどね。